今まで使っていたPCが、OSが立ち上がる段階でコケるという不具合が発生していて、結局マザーボードの故障だったのですが、この際に予定していたRyzen 7への以降を実行することにしました。
以前の構成
OS Windows 10 home
マザーボード MSI 970A-G43
CPU AMD FX-8350
メモリ DDR3 4GBx2 2GBx2 12GB
グラボ MSI Radeon RX470 ARMOR 8G OC
CPUクーラー ETS-T40
電源ユニット Corsair CX500M
今の構成 変更は黄色
OS Windows 10 home
マザーボード MSI B350M GAMING PRO M-ATX
CPU AMD Ryzen7 1700
メモリ CORSAIR DDR4 VENGEANCE LPX Series 8GB×2
グラボ MSI Radeon RX470 ARMOR 8G OC
CPUクーラー SCKTT-1000
電源ユニット Corsair CX550M
-AM3からAM4へ-
さて、SSを紛失してしまったのですが、以前の構成ではCPUをFX-8350(TDP125W)にしてからマザーボードのVRM温度が80℃近く上がっていました。
VRM(マザーボードの電源部分)はTDPの高いCPUを使うとこれぐらい上がるのが普通だと聞いたりしていましたが、流石に高すぎると思い、対策をしようとした矢先にマザーボードが逝ってしまいました。
マザーボードが故障する前に、電源ユニットを交換修理に出したのですが、メーカーから故障判定で新型と交換となったのです。
そして、一週間後に新しい電源ユニットが届き、早速取り付けてみるとアクセスランプとパワーランプは点灯するものの、まったく応答がなくBIOSも立ち上がらないという状態に。
モニターやケーブルにCMOSクリアやコネクタの確認を行い、すべてのパーツを再度取り付けしてマザーボードのボタン電池も何故か消耗していたので交換しましたが、結局回復できずマザーボードを交換することに。
そして、この際だからAM4へ移行しようと貯金中だった予算に強引に+して購入、6.5万のお買い物になりました。
-FX-8350とRyzen 7 1700の温度-
両者は8コアですが、前者は8スレッドで後者は16スレッドで、TDPは前者が125Wで後者が65Wとなっていますが、性能は約倍ぐらいあるという高性能ぶりです。
FXシリーズの設計は優れていたわけではないと言っても、これだけの違いは驚いてしまいますね。
細かい話は他所に任せますが、TDPが約半分になったことで、CPUの発熱とマザーボードのVRMの温度が大きく下がりました。
以下、気温20℃の室内にて
アイドル時はCPUの温度が30℃前後 VRMと思われる温度は40℃ほどです。
以前はCPUの温度が40℃前後 VRMは60℃でした。
高負担時はCPU VRM共に50℃前後
以前はCPU60℃ VRM80℃ぐらいでした。
TDPの違いもありますが、VRMにヒートシンクが備わっているのも大きなポイントかと思います。
-その他-
以前の構成では、BF1をプレイ中に特定のマップで画面が真っ青になるという問題がありました。
同じRX4xxユーザーからも同じ報告があったのですが、これについては発生する人としない人がいるようで、その違いがはっきりせず再現性がありませんでした。
しかし、今回グラボ以外の環境が変化し、その真っ青になる問題は発生しなくなったのです。
憶測になりますが、もしかしたらマザーボードとグラボの相性などが原因だったのではないかと。
しかし、大きく構成が変更されたので、本当にマザーボードが原因なのかはもうわかりませんが。