もちろん、マイクやマイク周囲の環境も重要ですが、今回はサウンドカードを紹介したいと思います。
今回紹介するのはSB-AGY-VLSEです。
このSB-AGY-VLSEを購入するきっかけとなったのは、オンボードのRealtek ALC887が同時発音数の問題なのか、BF4やARMA3で音が重なった時に音が切れてしまうことがありました。
それと、マイクもECM-PCV80と付属のUSBオーティオのUAB-80を使用しており、ノイズなどはまったく問題ないのですが、マイクブーストがAGCとなっていて、これは入力された音量に応じて最大音量を調整する機能で、大きな音がすると声が小さくなるという問題がありました。
インコを飼っていることもあって、たまにインコが鳴いたりすると私の声がほとんど聞こえない状態になってしまうわけです。
アマミキなどでブーストを試しても8倍までしか使用できず、必要な+20dbには程遠かったので、ハードで対応することにしました。
安価なUSBオーディオだと、マイクブーストがどうしてもAGCに限定されることもあって、SBのUSBならマイクブーストが利用可能なのですが、USBはオンボードの機能を利用しているため同時発音数もそのまま引き継がれるとか聞いて内蔵型を購入しました。
もっと高機能で大型の外付けサウンドカードならばそんなことはないのでしょうけどね。
内蔵型のカードを購入する上で迷っていたのがマイクブーストとフィルターの有無です。
SB-AGY-VLSEよりも上位にあたる製品の一部にはマイクブーストが備わっていないどころかフィルターすらないとレビューに数件書いてあり、エントリーモデルでマイクブーストが備わっているのはSB-AGY-VLSEだけだということで、こちらを購入したわけですが、公式サイトにそういう仕様ははっきりと載せてほしいものですね。
さて、肝心のマイクブーストとノイズですが、SB-AGY-VLSEには”マイクブーストがある”とか言われながら実際にあるのかどうかは購入しないとわかりませんでした。
と、画像の通りにマイクブーストはチェックボックスで+20dB固定の形で備わっています。
ちなみに一般的なオンボードは+30dBまでをスライダーで調整可能です。
※この記事を見てマイクブーストが備わってないと文句を言われても責任は取れませんのでご了承を。
ついでにマイクのノイズテストも行ってみました。
マザーボードは970A-G43 使用マイクはECM-PCV80 それぞれ直接ミニジャックを接続しています。
ご覧のようにノイズが大きく減っているのがわかると思います。
再生環境によってはノイズがずっと聞こえているかもしれないので、波形も一緒に動画に入れてみました。
これだけノイズが減れば文句無いですね。
マイクについては満足です。
出力はと言うと、同時発音数が増えたのかBF4やARMA3での音が切れるというのはなくなりましたし、なんだか低音が強化されたのか迫力のある音が楽しめます。
重視していたのがマイクだったので、オンボードから全体的にアップグレードできて嬉しい限りです。
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