2019年9月5日木曜日

パンチング板に吸気ファンは煩い ファンの簡易防振対策

殆どのPCケースのフロント側吸気ファン取り付け位置はフレームに取り付けるような構造で、パンチング板などに直接取り付ける構造ではないですが、Q300Lのように廉価品でなくともパンチング板に直接吸気ファンを取り付ける構造のケースは存在します。

ケースファンは無装着状態ではスペック通りのノイズ値ですが、取り付けるとノイズ値は倍増します。
特に吸気ファンとして取り付けて吸気側に空気の流れを阻害する物がある場合は絨毯を吸い込んだ掃除機並にうるさくなるファンがあり、主にそういうファンはブレード部分が外側よりになっているファンに見られます。
このような場合は単純に取り付け位置を浮かせてやればいいので、取り付けネジにスペーサーを取り付けて5mmほど離れるように調整すれば解決します。



スクリューネジスペーサーなんて見たことないので、私はケースファンのスクリューネジに直接スペーサーを取り付けました。
スペーサーにしたのは100円ショップでも売ってる内径4mmの水槽向けホースです。
これを締め付け時にテンションが欲しいので6mmにカットします。



ネジを取り付け位置に挿し込んだらスペーサーを取り付けます。
ネジはサイズ付属のスクリューネジで、この内径4mmのホースはタイトですが回せば入りました。
柔らかいソフトなホースが使いやすいと思います。



ネジの頭が出ない程度に締め付ければファン側も十分固定されるので、4本固定すれば通常の取り付け時となんらかわらない剛性を確保できました。
指で触れながら締め付ければ感覚でわかりましたが、ケースファンの形状やケースの構造次第ではちょっとむずかしいかも。



隙間はこんな感じです。
この5mm程度の隙間で1200rpmや1800rpmのファンのノイズは半減します。
ケース次第では意味がないかも知れないですが。



ノギスで測るとだいたい5mmでした。
ネジ緩み防止の為に余分に1mm長くしたのがちょうどよかったみたいです。
ノギスは100円ショップでも簡易的なのが売ってますが、手元になければ5mmの長さで目印を付けた爪楊枝でも使えばわかると思います。


防振対策も兼ねる簡易ノイズ対策でした。
防振だけなら1mm程度の長さでカットしても良いかと思います。
ノイズ値は機器を所有しておらず、スマフォアプリでは性能不足で常時60dbとかになってるので全く参考にならないと判断して動画すらあげていませんが、ノイズが倍ほど減ったのは確かなので、パンチング板に吸気ファン付けてうるさいと感じるなら試して見る価値はあると思います。
稼働中に試すのは怪我やパーツの破損を招くので自己責任で。

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