AMDのCPUに最適化されていないのか、AMDのCPUではパフォーマンスが酷いと一部で言われるARMA3ですが、Ryzenではどうなのか気になって試してきました。
以前の構成ではPhenom2 x2 560のコアアンロック(B60プロセッサー 4コア)とFX-8350を使用していましたが、前者はバニラでドミネーションをプレイすると平均で20FPS、後者は30FPSあるかなないかでした。
ここにModが入るとグラボは余裕があってもCPUのせいでFPSは10以下とプレイにならないことが多く、これが理由で私はARMAから離れていました。
BF1は60FPS維持できるのにARMA3は10FPSしか出なかったわけですからね。
しかし、今回はRyzen 7 1700に変更したことでバニラ60FPS維持が可能になりました。
グラ設定とドミネーションのバージョンなどの条件は上記とは異なり、ややグラと描写距離を増やしていますが、以前と同じ条件だとFPSが1~5上がる程度の違いなので盛っています。
画像は見にくいですが、左上にFPSの表示が出ているので確認できると思います。
Ryzen登場初期はARMA3にて1スレッドしか使用されないという問題があったようですが、現在では全スレッドを均等に使用しているのでその問題はありません。
参考に他の人の動画を貼っておきます。
こちらの動画では各スレッドの状態がわかるので、すべてのスレッドがちゃんと使用されているのは確認できると思います。
ARMA3でのRyzenの使用は問題ないと言っていいでしょう。
i7 7700kなどと比較した動画ではRyzenは不利な様子ですが、これはRyzenに対して最適化されていないという問題もあります。
これはARMA3だけではなく、現状のほとんどのゲームでCPUのパワーが有り余っているのです。
実際、ゲームのFPSを低下させずにソフトウェアエンコードができてしまう程度には有り余っています。
では、10コア20スレッドのi9だとどうなるのかという比較です。
こちらの動画ではほとんど差が出ていないことからわかるように、8スレッド以上のCPUはゲームには使えるが余ってしまうというのが現状なのが理解できるかと思います。
あと、上記の情報について注意点があります。
よく比較にされるキャンペーンの部分ですが、シングルプレイとマルチプレイはまったくパフォーマンスが変わってきます。
シングルは軽いですが、基本的にマルチは重いと言っていいです。
更に、ARMAはModゲーなので、マルチで必ずと行っていいほどModが入る訳で、これが更にパフォーマンスを悪化させて重くなる訳です。
これはARMAをこれから購入しようという人に向けた言葉ですが、ARMAを買うならCPUには余裕を持たせて考えないとマルチで泣くはめになります。
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