2019年8月30日金曜日

BenQ GW2280 と GL2580HM-Sの発色比較

細かいレビューは沢山投稿されてるので発色の違いだけレビューしたいと思います。

まず、GL2580HM-SはGL2580HMのマイナーチェンジ版と思われるモニターで、TNパネルの60Hz/GtG1msモニターです。
144Hzモニターも買えたのですが、発色がどうしても気に入らずあえてこちらにしました。
デュアルディスプレイを構成するために同社のGW2280(VAパネル)を購入してマウントに取り付けました。







上がGW2280 下がGL2580HM-S
GWはVAパネルなので黒がクッキリとしているのですが、肉眼だと画像よりもはっきりとわかるぐらい明るい部分が全体的に白く、BenQに問い合わせてRGBsモードでフルレンジにして同じケーブルを使用してグラフィックボードの設定も統一した状態にしたのですが、何も変わらず白っぽいまま。
キャリブレーションも行いましたが調節可能範囲を超えてしまいお手上げ。

BenQサポートも手元の同じモニターで同じ現象を確認できるが、VAパネルはこういう発色はしないと返事を頂きました。
色合いまで全く違って表示されるので使用に耐えず購入元に問い合わせると返品対応をしてもらうことになりましたが、これが仕様なのか不良品だったのかは不明で、家族や友人からは「色がおかしい」「白い」「クソ」と言われたので異常だったのかなと。

展示品のVAパネルのモニターはもっと綺麗だったのでVAパネル自体がこんなものではないでしょうが、一部のハズレパネルはこういうことがあるそうです。
他のレビューでは発色は別に悪くなさそうに見えるので多分問題ないと思いますが、個人的には同価格のIPSパネル版GW2283を推します。

関係ないですが、BenQ現行品のスリムベゼルはシンプルかつVESA対応でスタンドもしっかりしていて無駄がないデザインがとてもかっこいいです。

2019年8月28日水曜日

Ryzen 3700Xを忍者五で冷やす

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記事の内容
前提1. 忍者五のファン換装による冷却性能の確認 800rpm(ストック)43.03CFM/1600rpm SY1225SL12H 88.11CFM

1. 3700Xを標準設定で温度確認
2. 3700XをCPB無効にして温度確認
3.3700Xを電圧1.25vで動作周波数4GHz固定で温度確認

ソフトはOCCT Ver5.3.3b4
アイドル時と5分のテストを計測。
テスト条件はデータセット小 16スレッド AVX2
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検証環境
AMD Ryzen 3700X
Radeon RX 580 8GB
ASUS TUF B450M-PRO GAMING(bios1804/AGESA1.0.0.3AB)
CPUクーラー 忍者五
ケース Q300L

チップセットドライバ 19.8.1


ケースファン
フロント排気 KAZE FLEX KF1425FD18-P 1800rpm 100.8CFM x2
トップ排気 KAZE-JYUNI SY1225SL12M 800rpm 68.54CFM x1
リア吸気 KAZE-JYUNI SY1225SL12L 1200rpm 40.17CFM x1

室温25℃ 湿度60%
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1-1.3700Xを標準設定で温度確認 800rpm版

アイドル時

温度は44℃~58℃
動作周波数は4.2GHzを前後。
電圧は1.43vを前後。


5分テスト

温度は67℃で安定
動作周波数は3.7GHzに落とされ
電圧は1.08v前後で変化
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1-2.3700Xを標準設定で温度確認 1600rpm版

アイドル時

CPU温度40℃~52℃ほどを上下する。


5分テスト

動作周波数は変動するが4.4GHzには達しない。
電圧はこちらも変動して動作温度が70℃以上にならないように変動する。
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2-1.3700XをCPB無効にして温度確認 800rpm版

アイドル時

温度は35℃~36℃
動作周波数は非ブースト時定格の3.6GHz
電圧は1V前後で低め


5分テスト

温度は63℃で安定
動作周波数はこちらも3.6GHz
電圧は変わらず1V前後

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2-2.3700XをCPB無効にして温度確認 1600rpm版

アイドル時





温度31℃~33℃


5分テスト

温度は56℃で安定

消費電力はスペック表記のTDP65W以上の75W前後になっています。
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3-1.3700Xを電圧1.25vで動作周波数4GHz固定で温度確認 800rpm版

アイドル時

温度は35℃~37℃


5分テスト

温度は87℃で安定
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3-2.3700Xを電圧1.25vで動作周波数4GHz固定で温度確認 1600rpm版

アイドル時

温度は34℃で安定


5分テスト

温度は81℃で安定
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まとめ
忍者五 Ryzen 3700X 動作温度
800rpm x2(Stock)1600rpm x2
アイドル高負荷アイドル高負荷
CPB有効51℃ 平均67℃46℃ 平均64℃
CPB無効36℃63℃32℃ 平均56℃
電圧周波数固定36℃ 平均87℃34℃81℃
CPB有効時の挙動は自動で制御が入るので温度については参考にあまりなりませんが、
CPB無効時は7℃の差があり、電圧と動作周波数を固定した場合は6℃の差がありました。
ファン換装は効果があるのが確認できましたが、ノイズは倍増するので1200rpmぐらいが妥協点だと思いますが冷却性能アップは限定的です。

注意点として、忍者五は25mm厚ファンしか取り付けができません。
140mmファン120mm互換ファンなども物理的に金具が入らないので使用不可です。
また、マザーボード次第ではASUS現行製品とかはCPUファン制御がDC非対応なので常時フル回転してしまうのでPWMファンが用意できるならそちらが良いかと。


追記とおまけ 2019/08/30

忍者五の表面温度を測定していたのを忘れていました。
こちらはピーク81℃の時のCPUクーラー表面温度ですが、虎徹や虎徹サイズのCPUクーラーに比べても表面温度は低めでした。
ヒートシンクの層内部や天板もほぼ同じ温度です。


閲覧ありがとうございました。

2019年8月16日金曜日

グラフィックボードの熱対策の為にケースファンを搭載したり色々やってみた話

使用しているグラボはMSI Radeon RX 580 ARMOR MK II 8G OCで、このグラボは背面に対しては全く排気をしない上に大半が前に排気されるというエアフロー泣かせなやつである。
グラボの前方排気はケースのフロント吸気ファンと風が当たりエアフローを乱す上にCPUクーラーが熱風を吸い込むので面倒であった。
この対策はフロント下段のファンを排気にして板で仕切ることでCPUが冷えるようになり改善された。


PPシートでカットした簡単な板



ケースやパーツの形状などに合わせるつもりもないシンプルな板状だが十分な効果を得られた。
その代わりに見た目が悪くなったが...。


話はまだ続く。
PCケースをQ300Lに交換したのだが、小さくなったことでグラボの側面排気がアクリルパネルに当たって、そのまま上下に排気が拡散して半分が吸気としてまたグラボのクーラーに取り込まれる状態になってしまった。
もちろん、こんな状態では高負荷で80℃前後まで上がってしまうのでファンも高回転でとてもうるさい。

ならば...
『側面に排気してエアフローを乱すなら前後排気にさせればいい』
あんまり良さそうに思えないがとりあえずやってみた。


ということで、側面をとりあえず紙で覆ってみたのだが、当然ながら冷却性能は落ちてしまい限界までテストすることもなく即中止に。


次に思いついたのは
『ファンをケースファンにして若干外側にはみ出させ側面から出る排気を上に送ろう』
というもの。


まだ保証が半年残っているのでヒートシンクは分離させずカバーとファンだけを外す。



だいたいの位置を決める為に仮置



コピー用紙でネジ穴の位置を確認する。
今思えばこの工程はいらなかったかも。



PPシートを加工



ピッタリハマるのを確認したら




ファンをシートに固定してシートをヒートシンクに固定してクーラー完成。



垂れ下がることもなくちゃんと使えそう。
ケースファンは1600rpmx2



温度はストックと比べて若干低くなったが風量が不足しているように感じる。
そもそもこのヒートシンクがTDP185Wに対して1cmのヒートシンクの厚みにヒートパイプ2本という貧弱さでファンがどうなろうが冷やしきれない疑惑がある。
ケースパネルを閉じると何故か温度が85℃を超えてしまいストックより冷えない結果になった。
排気はちゃんと上に送られているのだが、やはりファンの風量不足だろうか。



ということで、どこのご家庭にもある12cm 3000rpmのファンを搭載すると冷えるのは冷えるのだが、PCケースの中に掃除機があるレベルでうるさいので中断。
ついでにケースファンを繋ぎすぎというか、こいつが大食いらいでシステム全体のケースファンの回転数が下がってしまう電圧不足かと思われる状態になった。
これはケースファンのコネクタをケースファンコネクタ for VGAコネクタな変換ケーブルを使うことで解決できる上にストックファンと同じ挙動をするので静音化もできる。
ただし、入手性には難があり、800円程度の商品が3000円とかすることもあるので、1000円ぐらいで売ってたら1つぐらい買っておくといいかも。



血迷ってしまい、カバーが邪魔なのではと考えてまたPPシートでフレームを作成して純正ファンのみを搭載して冷やしてみたのだが、これも85℃を超えてしまいカバーの重要性を再確認した。


結局純正状態が一番冷えるというつまらない結果になってしまった。
いつもミドルグラボを購入するのだが、5つ購入したミドルグラボの中でもTDPに釣り合わないこんな貧弱なヒートシンクは初めてであった。
これではいくら風量があるファンでも冷えないのだと納得できる。
RX 5600が発売されれば飛びついて買う予定なので、こちらは売却予定で水冷化とか保証が切れるような行為は売却時の価格が下がりそうなのでやりたくない。
今回は保証が切れない範囲で試行錯誤してみたが、結局の所はサイドパネルをオープンさせるかPCケースに側面排気ファンがあることが最も効果的であると思われた。

オリファンモデルでここまで苦労するならリファレンスが良いのではと真剣に考えている。
冷えないうるさいと評判のリファレンスだが、そもそもクソ熱い排気を内部に拡散するオリファンはナンセンスだと思ってしまう。
コストが許せば最初から水冷を前提としたグラボが最高の選択肢かも。


2019/08/16 追記

RX 480 Nitroの製品画像を見かけたのだが、こちらのグラボはオリファンでサイドを塞いでいる形状になっている。
ピッタリとボディで覆ってしまえば前後排気仕様としてやっていけるのでは?と思いPPシートで加工してみた。


シートをグラボに合わせてカットするのに1時間以上かかってしまった。




隙間は思ったより少なくできたかと思っていたのだが、ほんのちょっとだけ鼻息程度の排気が出る感じ。
排気は全て前に吐き出され、構造的に後方にも排気されるのだが、この加工でも全く後ろには排気されなかった。設計がクソなんじゃね?



OCCTを回すとケース開放で74℃が最大で72℃ぐらいで安定した。
何故かよく冷えている。



ケースを閉じると+4℃で78℃になった。
この状態はストックより若干冷えている程度で誤差の範囲。

全ての排気が前に集中するので、一応1600rpmでケースのフロント下段のケースファンを回して排気しているのだが、それでも排気が追いついていない様子だ。
しかし、グラボの吸気にグラボの熱い排気が再度吸い込まれるようなことはなくなったのでファン回転数は落ちている。
だが、これではケースファンがうるさくて静音化どころではない...。

そのうち140mmケースファンに換装するので少しは改善できるかも知れない。

2019年8月12日月曜日

Ryzen 7 3700Xを忍者五 SCNJ-5000で冷やす

結果だけ見たい人は までスクロールしてください。

パッケージや付属品は沢山レビューがあるので省略しますが、3700Xと忍者五の組み合わせレビューがなかったので結果だけ書いておきます。
ついでに800rpmの付属ファン交換は効果があるのかについても簡単に検証します。

超天では冷やしきれなかった3700X
サイズ虎徹Mark2のトップフロー版とも言えるサイズ超天ですが、こちらでOCCTを5分以上回すとCPU温度が89℃になっていました。
この時のチップセットドライバーのバージョンは7月7日にリリースされた最初のバージョンで、使用しているMBはTFU B450M-PRO GAMING のBIOSはAGESA未表記1607でした。
それからbios1804でAGESA1.0.0.3ABになり、チップセットドライバーも1.07.29.0115にアップデートすると、OCCTでの動作温度が70℃に固定された代わりに動作周波数は4GHzまで落とされるように挙動が変化したのです。
結局冷やしきれないと判断したので、超天は例の問題もあって忍者五に買い換えることにしました。


とりあえず巨大なパッケージはQ300Lのミニタワーケースに入るのか不安なサイズ。



開封するとなんか汚い。中古品疑惑。



ネジ穴精度は問題ないが、なんか裏側が荒い。使えればいいけど価格から考えるとなんかヤダ。




マウントの取り付けはちゃんとできたんですけど、コンデンサとの隙間2mmぐらいでスリル満点。



ミニタワーケースにギチギチに入った忍者五。



メモリは高さ35mmで結構余裕がある。ファンは簡単に取り外せるので作業性はかなり悪いがCPUクーラーを取り付けたままメモリの交換は可能。
ファンの位置も高くできるので、ケースが許容すれば40mm高のメモリもいけるはず。たぶん。



CPUファントップとケーストップの隙間は結構ある。
ここらへんは虎徹とかと大きな差はない。



10分ほどOCCTを回した結果がこちら。
室温26℃湿度50%
温度は68℃~70℃ほどで安定してるが、これは動作周波数を自動で抑えて70℃に維持していると思われる。
動作周波数自体も4GHz以上には回らず回ったとしても4.2GHzとブースト最大の4.4GHzには届かない様子。



予想よりも冷えないのでファンを1600rpmの物に交換して同じ条件で測定。
ファンはサイズの現行品のひと世代前のモデルで、現行品と風量に差はない。



ファン回転数に問題がないことを確認して温度チェック。
動作周波数は変わらず温度は65℃ほどに下がり-5℃~2℃の効果がある様子。
ちなみに1200rpmで試すと67℃ほどだった。
この結果から見て1200rpmファンへの換装は殆ど意味がないと判断してカートから削除してしまった。

ちなみに、納得できずグリスをMX-4に塗り替えたが全く変化がなかった。
もちろん樹熱プレートの保護フィルムは剥がしている。
ここまでくるとCPUクーラーではなく、CPU側の問題な気がする。

2019年8月11日日曜日

PCパーツ情報2019 ミドル~ハイエンドの話 グラフィックボード編

現行製品のグラフィックボードを適当にまとめて比較をします。
友人向けに説明を簡単にしたいので記事にしたものです。


グラフィックボードの選び方
グラフィックボードを選ぶには用途を明確にしないといけません。
ここではゲーミングPCの話になるので、プレイしたいゲームタイトルに応じて適切なグラフィックボードが変わってきます。

ボリュームゾーン
・ローエンド
GTX 1650/RX 560~550などのローエンドモデルは、FHDのグラフィック設定を最小限にして60FPSを維持できるかできないか程度の性能で、古いゲームや軽量な基本無料系のゲームなどは快適に動作しますが、最近の最新のゲームの快適な動作は難しいです。

・ミドルレンジ
GTX 1660Ti~1660/RTX 2070~2060/RX 5700XT~5700/RX 590~570/Vega 64~56
最新のゲームがFHDで60FPS以上120FPS以下ぐらいの範囲で快適に動作する定番品。
とりあえずわからなければここらへんの製品を買っとけば間違いないコスパ良好の一番売れるボリュームゾーンです。
WQHDならば80FPS程度は維持できますが、4Kになると60FPSを下回る場合が多くなります。

・ハイエンド
RTX 2080
とにかく市販品で最高のパフォーマンスを得たいコスト度外視の人向けな製品です。
4Kでもグラフィック設定を盛りまくって60FPS維持したいという欲張りな人などにも向いています。
FHDで240Hzモニターを使いたい場合など、とにかく重い用途や高パフォーマンスにはこれです。


比較リスト説明
・公式サイトの販売中の製品をまとめましたが、GTX 10シリーズとRX 400シリーズは市場からほぼ消えているので載せていません。
・VRAMはグラフィックボードのメモリで、ゲームの設定や解像度で必要な容量も変化しますが、FHDであれば最低4GB必要で6GBあれば余裕があります。
WQHDや4Kになると8GB以上が必要になります。
・スコアは3DMARKからですが、使用するアプリケーションと設定次第でパフォーマンスがある程度変化します。
・価格は2019/08/11 価格.comの最安価品の価格で、こちらは価格が変動するので参考程度に。


GeForce
GTX 16シリーズ
製品名VRAMTDPスコア価格
GTX 1660Ti6GB120W16,234¥26,967~
GTX 16606GB75W13,964¥31,980~
GTX 16504GB75W8,815¥16,178~
RTX 10シリーズ
RTX 2080 SUPER11GB250W28,568¥95,850~
RTX 2080Ti8GB250W32,140¥137,697~
RTX 20808GB215W26,717¥76,980~
RTX 2070 SUPER8GB215W25,341¥65,857~
RTX 20708GB175W22,815¥50,738~
RTX 2060 SUPER8GB175W21,674¥53,977~
RTX 20606GB160W19,244¥38,616~
Radeon
RX 500シリーズ
製品名VRAMTDPスコア
RX 5908GB225W16,581¥22,730~
RX 5808GB185W13,997¥18,800~
RX 5708GB/4GB150W13051/---
¥15,778~/¥14,480~
RX 5604GB/2GB75W6409/---
¥9,980~/¥9,698~ ※希少
RX 5504GB/2GB50W3365/---
---/¥7,526 ※希少
RX Vegaシリーズ
RX Vega 648GB295W22,496¥34,460~ ※希少
RX Vega 568GB210W20,579¥39,800~ ※希少
Radeon Ⅶシリーズ
Radeon Ⅶ16GB300W23,940¥88,800~
RX 5000シリーズ
RX 5700XT8GB225W24,007¥48,384~
RX 57008GB180W23,662¥41,800~
スコア順
製品名VRAMTDPスコア価格
RTX 2080Ti8GB250W32,140¥137,697~
RTX 2080 SUPER11GB250W28,568¥95,850~
RTX 20808GB215W26,717¥76,980~
RTX 2070 SUPER8GB215W25,341¥65,857~
RX 5700XT8GB225W24,007¥48,384~
RX 57008GB180W23,662¥41,800~
RTX 20708GB175W22,815¥50,738~
RX Vega 648GB295W22,496¥34,460~ ※希少
RTX 2060 SUPER8GB175W21,674¥53,977~
RX Vega 568GB210W20,579¥39,800~ ※希少
RTX 20606GB160W19,244¥38,616~
RX 5908GB225W16,581¥22,730~
GTX 1660Ti6GB120W16,234¥26,967~
RX 5808GB185W13,997¥18,800~
GTX 16606GB75W13,964¥31,980~
RX 5708GB/4GB150W13051/---
¥15,778~/¥14,480~
GTX 16504GB75W8,815¥16,178~
RX 5604GB/2GB75W6409/---
¥9,980~/¥9,698~ ※希少
RX 5504GB/2GB50W3365/---
---/¥7,526 ※希少

ハイエンドではGeForceが優勢ですが、ミドルはRadeonのRX 5000シリーズの登場でGeForceのRTX 20 SUPERシリーズのミドルクラスにコスパで勝利しています。
以前のRadeonはワットパフォーマンスが低く、コスパだけではGeForceの圧倒でしたが、今後ラインナップが増えると予想されるRX 5000シリーズには期待ですね。

RTXシリーズにはレイトレーシングという技術が利用できます。
これは反射するオブジェクトの描写をリアルタイムかつ鏡のように描写するというもので、ガラスや水面や鏡などに見ている景色がそのまま映り込むという技術になります。
これを利用するにはRTXシリーズとレイトレ対応タイトルが必要になりますが、現状の対応タイトルが少ない上に描写によるパフォーマンスの低下が見られるので、パフォーマンスを重視する人には向きません。
実際、レイトレを搭載しない選択をしたRX5000シリーズはコスパでRTX20及びRTX20SUPERシリーズの競合品に対してコスパで優勢です。

APIによるパフォーマンスの変化
ゲームには必ずDirectX9 DirectX11 DirectX12 OpenGL VulkanなどのAPIが使用されています。一部例外的にJavaだったりしますが省きます。
簡単に説明すると、
GeForceはOpenGL<Vulkan<DirectX9≒DirectX11≒Directx12
RadeonはOpenGL<<DirectX11<DirectX9<DirectX12<Vulkan
同パフォーマンスだとDirectX12とVulkan環境ではRadeonのパフォーマンスがGeForceを圧倒する場合があり、その2つのAPIを利用可能なタイトルでRadeonを選ぶのも選択肢のうちの一つでしょう。
しかしながら、その2つは全体的な利用可能タイトルは少ないのが現状なので、今後も増えるとは思いますが必ず利用可能ではないのが現実です。

製造メーカーによる違い
基本的に違いは少ないですが、クーラー部分が大きく異なります。
空冷であればオリファンモデルとリファレンスモデルがあり、リファレンスモデルは外排気で冷却性能がオリファンに比べて劣りファンがうるさい製品ですが、外排気なのでPCケース内のエアフローも簡単です。
オリファンモデルは冷却性能に優れた比較的ファンの静かなモデルですが、排気を殆どPCケース内に出してしまうので適切なエアフローをしないとケース内が熱くなりCPUを含む他のパーツも冷却できなくなり動作に悪影響を与えることもあります。
他にも水冷キット前提の製品などもあるので、水冷化前提の場合はこちらの製品を使うことでクーラー取り外しによる保証が切れるという事態を回避できます。


編集履歴
2019/08/12 RX 5700XT RX 5700のTDPを修正

2019年8月1日木曜日

PCパーツ情報2019 ミドル~ハイエンドの話 CPU編

編集中...

2019年8月現在の最新現行CPUの簡単な説明です。
友人向けに簡単に作ったものなので、画像もありませんが。
この解説ではゲーミングPC向けのミドルからハイエンドの製品を扱います。


  • CPU


スコアはPassMarkから
価格は価格.comの最安価


AMD
製品名熱電力設計コア数/スレッド数価格PassMarkスコア
Ryzen 7 3950XTDP105W16C/32T9月予定
Ryzen 7 3900XTDP105W12C/24T7.4万円31,827
Ryzen 7 3800XTDP105W8C/16T5.1万円24,895
Ryzen 7 3700XTDP65W8C/16T4.2万円23,896
Ryzen 5 3600XTDP95W6C/12T3.2万円20,575
Ryzen 5 3600TDP65W6C/12T2.6万円20,035


Intel
製品名熱電力設計コア数/スレッド数価格PassMarkスコア
i9 9900kTDP95W8C/16T5.6万円23,000
i7 9700kTDP95W8C/8T4.5万円17,195
i5 9600kTDP95W6C/6T2.9万円13,528


スコア順
製品名熱電力設計コア数/スレッド数価格PassMarkスコア
Ryzen 7 3900XTDP105W12C/24T 7.4万円 31,827
Ryzen 7 3800X TDP105W 8C/16T 5.1万円 24,895
Ryzen 7 3700X TDP65W 8C/16T 4.2万円 23,896
i9 9900k TDP95W 8C/16T 5.6万円 23,000
Ryzen 5 3600X TDP95W 6C/12T 3.2万円 20,575
Ryzen 5 3600 TDP65W 6C/12T 2.6万円20,035
i7 9700k TDP95W 8C/8T 4.5万円 17,195
i5 9600k TDP95W 6C/6T 2.9万円 13,528

現在はマルチスレッドの性能ではAMDがintelを上回りコスパも優れています。
ただし、シングルスレッド性能は第2世代Ryzenに比べて大きく改善されましたが、それでも若干Intelより性能が低いです。
極端に言えばRyzenがマルチスレッド特化でCoreシリーズがシングルスレッド特化なので、古いゲームや軽量なオンラインゲームはCoreシリーズの得意分野、新しいゲームやエンコードとかゲームサーバー立てながらゲームするならRyzenと言ったところです。

ゲームに必要なコア数はゲームごとに変化します。
以下の動画を見てもらうとわかるのですが、コア数が違ってもパフォーマンスの差が出ないタイトルはそこまでのコア数にしか対応していないと思って良いです。
現行タイトルでも、重たいタイトルで4コアまで、6コアまで、8コアまでと結構バラバラで、軽量なオンラインゲームは2コアとかよくありますし、やりたいゲームでコア数を決めてもよいかと。
もし、マルチタスクしながらゲームもしたいということであればコア数は多い方が良いですし、GPUではなくCPUでエンコードして配信するということであれば8コア以上が良いと思います。







  • チップセット

CPUの使用可能な機能を決めたり、マザーボードの拡張性やメモリ動作周波数上限などにも影響します。

intel現行チップセットはちもろぐ様のリンクを貼らせていただきます。
インテルの新チップセット「Z370」「H370」「B360」の違いを徹底解説

AMD
チップセットPCI-Express
モデルグレード世代PCIe世代PCIe転送速度CrossFireSLI
X570ハイエンド第3世代Gen464GT/s対応対応
X470ハイエンド第2世代Gen332GT/s対応対応
B450ミドル第2世代Gen332GT/s対応非対応
X370ハイエンド第1世代Gen332GT/s対応対応
B350ミドル第1世代Gen332GT/s対応非対応
A320エントリー第1世代Gen332GT/s非対応非対応
※USBやSATAはMBによって変化するので、増設などをされる場合は調べてください。

Ryzen3000シリーズは上記の全チップセットで使用可能ですが、VRMやメモリ動作周波数の関係で今から買うならX570 X470 B450で使用するのが無難です。
『NVMeでPCIeGen4対応の高速なSSDを使用したいならばX570』
『メモリのOC耐性ができるだけ欲しいならX570 X470』
『ミドルマシンやコスパ重視ならB450』
価格もX570>>X470>B450となっています。


  • DRAM/メモリ

Coreシリーズは大きな差ができませんが、Ryzenはメモリ動作周波数でパフォーマンスに差ができます。
第3世代での定格メモリ動作周波数は3200MHzですが、マザーボードが対応すればそれ以上の動作周波数も利用可能で、より高いパフォーマンスを得ることが可能です。
ただし、B450は定格3200MHzをネイティブサポートせず、2019年8月現在は2933MhzがRyzen3000での動作保証周波数となっており、定格動作は動作保証対象外です。
これは設計的な問題の可能性があり、今後変更が入る可能性は少なくあるとすれば新造のB450製品か、噂程度のB550リリースぐらいです。

確実に3200MHzで動作させたい場合はX470 X570をおすすめしますが、B450でも難なく動作するので、マザーボードのQVLと欲しいメモリを比較して選定してください。
注意点としてはQVLは動作確認リストですが、動作保証リストではないので動作しなくても保証は受けれません。

マザーボードのBIOSにAGESAというファームウェア(詳しくは省略してここではファームウェアと表記する)があり、このAGESAのバージョン次第でメモリの互換性が大きく変化します。
基本的にQVLにあるメモリは動作すると思われますが、QVL外のメモリがAGESAのバージョン次第で動作したりしなかったりするという報告があり、無難にQVLにある製品を選ぶと良いです。
AMDはAGESAの更新を続けており、互換性改善とOC耐性の向上(OC耐性は副産物かも)がされています。

ここまで脅しましたが、基本的にメモリは各世代ごとの定格動作周波数か、それ以下で使用すると大抵は動作する筈です。保証はしませんが。
また、メモリは国内代理店を通した商品は型番が変わることもあるのでQVLで見つけれない可能性があるので、欲しいメモリと同じメーカーで同じ仕様の型番があれば検索をかけてみると同じ製品だったとかもあるので検索してみてください。


グラフィックボード編
PSU/電源ユニット編