友人向けに説明を簡単にしたいので記事にしたものです。
グラフィックボードの選び方
グラフィックボードを選ぶには用途を明確にしないといけません。
ここではゲーミングPCの話になるので、プレイしたいゲームタイトルに応じて適切なグラフィックボードが変わってきます。
GTX 1650/RX 560~550などのローエンドモデルは、FHDのグラフィック設定を最小限にして60FPSを維持できるかできないか程度の性能で、古いゲームや軽量な基本無料系のゲームなどは快適に動作しますが、最近の最新のゲームの快適な動作は難しいです。
・ミドルレンジ
GTX 1660Ti~1660/RTX 2070~2060/RX 5700XT~5700/RX 590~570/Vega 64~56
最新のゲームがFHDで60FPS以上120FPS以下ぐらいの範囲で快適に動作する定番品。
とりあえずわからなければここらへんの製品を買っとけば間違いないコスパ良好の一番売れるボリュームゾーンです。
WQHDならば80FPS程度は維持できますが、4Kになると60FPSを下回る場合が多くなります。
・ハイエンド
RTX 2080
とにかく市販品で最高のパフォーマンスを得たいコスト度外視の人向けな製品です。
4Kでもグラフィック設定を盛りまくって60FPS維持したいという欲張りな人などにも向いています。
FHDで240Hzモニターを使いたい場合など、とにかく重い用途や高パフォーマンスにはこれです。
ここではゲーミングPCの話になるので、プレイしたいゲームタイトルに応じて適切なグラフィックボードが変わってきます。
ボリュームゾーン
・ローエンドGTX 1650/RX 560~550などのローエンドモデルは、FHDのグラフィック設定を最小限にして60FPSを維持できるかできないか程度の性能で、古いゲームや軽量な基本無料系のゲームなどは快適に動作しますが、最近の最新のゲームの快適な動作は難しいです。
・ミドルレンジ
GTX 1660Ti~1660/RTX 2070~2060/RX 5700XT~5700/RX 590~570/Vega 64~56
最新のゲームがFHDで60FPS以上120FPS以下ぐらいの範囲で快適に動作する定番品。
とりあえずわからなければここらへんの製品を買っとけば間違いないコスパ良好の一番売れるボリュームゾーンです。
WQHDならば80FPS程度は維持できますが、4Kになると60FPSを下回る場合が多くなります。
・ハイエンド
RTX 2080
とにかく市販品で最高のパフォーマンスを得たいコスト度外視の人向けな製品です。
4Kでもグラフィック設定を盛りまくって60FPS維持したいという欲張りな人などにも向いています。
FHDで240Hzモニターを使いたい場合など、とにかく重い用途や高パフォーマンスにはこれです。
比較リスト説明
・公式サイトの販売中の製品をまとめましたが、GTX 10シリーズとRX 400シリーズは市場からほぼ消えているので載せていません。・VRAMはグラフィックボードのメモリで、ゲームの設定や解像度で必要な容量も変化しますが、FHDであれば最低4GB必要で6GBあれば余裕があります。
WQHDや4Kになると8GB以上が必要になります。
・スコアは3DMARKからですが、使用するアプリケーションと設定次第でパフォーマンスがある程度変化します。
・価格は2019/08/11 価格.comの最安価品の価格で、こちらは価格が変動するので参考程度に。
ハイエンドではGeForceが優勢ですが、ミドルはRadeonのRX 5000シリーズの登場でGeForceのRTX 20 SUPERシリーズのミドルクラスにコスパで勝利しています。
以前のRadeonはワットパフォーマンスが低く、コスパだけではGeForceの圧倒でしたが、今後ラインナップが増えると予想されるRX 5000シリーズには期待ですね。
RTXシリーズにはレイトレーシングという技術が利用できます。
これは反射するオブジェクトの描写をリアルタイムかつ鏡のように描写するというもので、ガラスや水面や鏡などに見ている景色がそのまま映り込むという技術になります。
これを利用するにはRTXシリーズとレイトレ対応タイトルが必要になりますが、現状の対応タイトルが少ない上に描写によるパフォーマンスの低下が見られるので、パフォーマンスを重視する人には向きません。
実際、レイトレを搭載しない選択をしたRX5000シリーズはコスパでRTX20及びRTX20SUPERシリーズの競合品に対してコスパで優勢です。
APIによるパフォーマンスの変化
ゲームには必ずDirectX9 DirectX11 DirectX12 OpenGL VulkanなどのAPIが使用されています。一部例外的にJavaだったりしますが省きます。
簡単に説明すると、
GeForceはOpenGL<Vulkan<DirectX9≒DirectX11≒Directx12
RadeonはOpenGL<<DirectX11<DirectX9<DirectX12<Vulkan
同パフォーマンスだとDirectX12とVulkan環境ではRadeonのパフォーマンスがGeForceを圧倒する場合があり、その2つのAPIを利用可能なタイトルでRadeonを選ぶのも選択肢のうちの一つでしょう。
しかしながら、その2つは全体的な利用可能タイトルは少ないのが現状なので、今後も増えるとは思いますが必ず利用可能ではないのが現実です。
製造メーカーによる違い
基本的に違いは少ないですが、クーラー部分が大きく異なります。
空冷であればオリファンモデルとリファレンスモデルがあり、リファレンスモデルは外排気で冷却性能がオリファンに比べて劣りファンがうるさい製品ですが、外排気なのでPCケース内のエアフローも簡単です。
オリファンモデルは冷却性能に優れた比較的ファンの静かなモデルですが、排気を殆どPCケース内に出してしまうので適切なエアフローをしないとケース内が熱くなりCPUを含む他のパーツも冷却できなくなり動作に悪影響を与えることもあります。
他にも水冷キット前提の製品などもあるので、水冷化前提の場合はこちらの製品を使うことでクーラー取り外しによる保証が切れるという事態を回避できます。
編集履歴
2019/08/12 RX 5700XT RX 5700のTDPを修正
APIによるパフォーマンスの変化
ゲームには必ずDirectX9 DirectX11 DirectX12 OpenGL VulkanなどのAPIが使用されています。一部例外的にJavaだったりしますが省きます。
簡単に説明すると、
GeForceはOpenGL<Vulkan<DirectX9≒DirectX11≒Directx12
RadeonはOpenGL<<DirectX11<DirectX9<DirectX12<Vulkan
同パフォーマンスだとDirectX12とVulkan環境ではRadeonのパフォーマンスがGeForceを圧倒する場合があり、その2つのAPIを利用可能なタイトルでRadeonを選ぶのも選択肢のうちの一つでしょう。
しかしながら、その2つは全体的な利用可能タイトルは少ないのが現状なので、今後も増えるとは思いますが必ず利用可能ではないのが現実です。
製造メーカーによる違い
基本的に違いは少ないですが、クーラー部分が大きく異なります。
空冷であればオリファンモデルとリファレンスモデルがあり、リファレンスモデルは外排気で冷却性能がオリファンに比べて劣りファンがうるさい製品ですが、外排気なのでPCケース内のエアフローも簡単です。
オリファンモデルは冷却性能に優れた比較的ファンの静かなモデルですが、排気を殆どPCケース内に出してしまうので適切なエアフローをしないとケース内が熱くなりCPUを含む他のパーツも冷却できなくなり動作に悪影響を与えることもあります。
他にも水冷キット前提の製品などもあるので、水冷化前提の場合はこちらの製品を使うことでクーラー取り外しによる保証が切れるという事態を回避できます。
編集履歴
2019/08/12 RX 5700XT RX 5700のTDPを修正
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