2017年2月13日月曜日

【自転車】みけのクロスバイク (1) DOPPELGANGER 420 SCALPEL【レビュー】


いわゆるルック車ですが、価格23000円の割には満足できるバイクです。

地方都市ではありますが、お高いバイクは盗難のリスクが高いですし、いじってしまえばしっかり走れる代物ならルックでも良いかと思い購入。
軽さよりも長く乗ることを考え頑丈さを重視したり、憧れていた白いホリゾンタルフレームということでこちらを購入しました。

さて、このDOPPELGANGERというメーカーですが、以前に折り畳み自転車のフレームが折れて男性が負傷するという事故がありましたが、こちらのフレームは重量12.8kgと重いですが、フレーム自体はJISのフレーム強度試験に合格しています。
当時のフレームがJISに合格していたのかは不明ですが、強度的には問題ないと見ています。

レビューなどでクレームも寄せられていますが、それらにもきちんと対応しているなど好感も持てるメーカーかと私は思います。
ただし、エントリーモデルを扱っていても、ルックのメーカーであることには変わりないです。



詳しいスペックは公式サイトから見てください。

このバイクはルックですが、クロスバイクに分類されるバイクで、フレームの素材はスチール(おそらくクロモリですらないです)です。
その為か、クロモリのエントリーモデルとくらべても2kg~ほどの重量差があり、はっきり言って重いです。



ホイールに振れはなく、以前のレビューでは振れが激しかったようですが、調整が改善されている様子です。
スポークとハブはスチールでリムはアルミです。
フロントのみクイックリリースで、前後ともにハブはカップアンドコーンですが、ハブに関してはシールドじゃなくても良いかと思ったり。



ブレーキはキャリパーブレーキ、メーカー名すら乗ってない変なブレーキではないです。
ただし、シューが当たる部分まで塗装されている影響なのか、それともこのブレーキのせいなのかわかりませんが、ロックするほどの制動力はありません。
私はVブレーキから移行したので制動力の違いに余計に驚きますが、逆に遠慮なくブレーキをかけれるのでちょうど良いかもしれないです。
公道では必要にして十分な制動力があります。



ボトルケージとポンプは後付です。
ルックでもここらへんは必ず装備できるのでいいですね。




クランクはノーマルクランクで、チェーンガードはチェーンと干渉して接触するので取り外しました。
ペダルも純正品ですが、既にビンディングペダルを注文しているので交換します。



クランクはルック車お約束のカップアンドコーンです。
整備が好きな私にとっては良いのですが、走る上ではさっさとカセットに交換したいところですかね。



こちらもルック車お約束のボスフリーです。
ボスフリーに関しては悪いとは言いませんが、ルック車はボスフリーというイメージはありますよね。
ボスフリーじゃなければ非ルック車なのかと言われるとピストが大変なことになりますけど。

ディレイラーはルック定番のTY18ではなく、TY300が使用されています。
両者共に安価な製品ですが、ちゃんとディレイラーとしての仕事をしてくれますね。



ギアの枚数は7枚で、前は1枚なのでこれだけです。
私の走る場所は坂が多く、未舗装路も多いので特に困っていませんが、ビンディングペダルに交換した後はどうなるかわかりませんね。
以前はシングルスピード化したバイクで走っていたので、7枚でも快適に感じるものです。



スタンドは付属のものを使用しています。
取り外しても良いのですが、やはり街で乗ると必須ですね。
フレームとの接触部分にはセロテープのようなもので傷対策がされていましたが、フレーム裏側にはしていないので塗装が禿げていました。
幸い、表面だけのエグレなので防水処理だけしてスタンドで隠して誤魔化しています。(返品しても同様ですので)
この点は傷対策してくれるなら裏まできっちりやってほしいところですね。



バルブはなんと英式で、軽快車との互換性などを意識したんだと思いますが、正直米式とか仏式の方が使いやすいんですよね。
交換しようとも思いましたが、保管しても劣化するので、使い潰そうと思いスーパーバルブに交換済みです。



ハンドル周りは既にゴチャゴチャと付けています。



装着されていたシフターはTX50R7でした。
商品画像では古いシフターでしたが、ロット違いでパーツも入れ替わっているようですね。
それでも低価格の代物なので大差はありませんが、シマノなので価格が安かろうがちゃんと使えるのは安心です。



サイコンはもちろん後付で、シマノ PRO DIGI 5IVE 5を使用しています。
この価格帯ならもっと良い製品がありますが、購入した当時はそんなことは知らなかったのでコレを使っていますが、速度と距離さえわかればいいので問題ないです。

ケーブルはブレーキからではなく、そのままステムからフォークまで落としてタイラップで固定しています。
こちらの方がスッキリしていますし、アウターに巻いちゃうとアウターとフォークはずれるので調整が面倒ですしね。



ブレーキレバーはARTEKというよくわからないメーカーで、本体は樹脂製でレバーはアルミかと思われます。
レバーは変な遊びもなくてしっかりしていますが、本体が樹脂製で細いので若干しなってしまうのが気になりますね。
ですが、機能面ではまったく問題ないので交換する必要はないかも知れないです。



シートポストは25.4ですが、意外と選択肢があるので特に問題ないかと。
純正だと快適車と同じようなシートポストと留め具がついてくるので気になれば交換ですね。

付属のサドルは真っ白だったのですが、既にグリスの染みのようなものがあったので以前から使ってたサドルに交換しました。
どちらにしても交換するつもりだったので問題ないですが、合皮などで真っ白というのは汚れやすくて気になってしまいます。

シートポストにはテールランプ兼リフレクターを装着。
リフレクターかテールランプはどちらかの装着義務がありますし、公道を走るなら夜間の安全は自分で確保するべきだと思いますね。
ちなみに、横方向のリフレクターは装着義務ではないですが、私は真横でも確認できるテールランプを使用しています。


全体的に見れば箱出しでも走れるバイクですが、スポーツ走行には向いてないバイクですね。
いじるのが好きな私にはスポーツ走行向けのパーツに交換して安く仕上げる楽しみがありますが、どうしてもネックになるのがフレームの重さでしょうね。
420ユーザーのブログなどは見当たらないので、そのうちツーリングやらパーツ交換などのを掲載して行きます。

0 件のコメント:

コメントを投稿